FC2ブログ

二本鎖と一本鎖の吸収強度が変化するメカニズムがわからない

研究備忘録
01 /17 2017
このカテゴリでは現在勉強中で,不思議に思ったこと,疑問に思ったことを書き綴っていこうかと思います。
勉強して分かり次第,追記で解説できたらな,と思います。

DNAは二本鎖と一本鎖の状態が存在しており,この特性をPCRは利用している。
さて,二本鎖と一本鎖の状態を見分ける方法として,260 nmのAbs.を確認する方法が一般的である。
すなわち,二本鎖だと淡色効果により260 nmのAbs.が低下し,
一方で,一本鎖だと濃色効果により260 nmのAbs.が増大する。

さて,ここで疑問。
なぜ,そうなるのかということだ。
二本鎖と一本鎖の違いは
①AT間およびGC間の水素結合が切れる
②それに伴い,三次構造におけるπ-πスタッキングが崩れる。

色々なサイトを見てみると,①が原因のものと②が原因のものの二種類あった。
①は,水素結合により束縛された自由π電子が非局在化することにより,吸収強度が変化する
②は,π-πスタッキングが崩れることにより,吸収強度が変化する,とあった。

①の場合だと,遷移エネルギーの変化に伴い,極大波長がズレるだけなのでは?と思うし,
②だと,そもそもの吸収強度変化メカニズムがわからない。
スポンサーサイト

SF5

大学院生時代は化学の力で植物を研究していました。会社では油と戯れる予定です。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。